WHAT WE HAVE DONE挑戦への軌跡
経営デザイン認証
ヤマヒロ株式会社から2部門が
経営デザイン認証組織として認証されました。
経営デザイン認証は、経営品質協議会が2018年度に創設した制度で、組織のありたい姿や変革課題等を「経営の設計図」に描き、ありたい姿に向けた変革の実践が一定程度認められた組織を認証し、年1回、発表しています。
申請された組織は、変化の激しい環境下においても、「経営の設計図」を描くことで自らの経営を俯瞰し、自組織の強みやありたい姿への道筋を明確化でき、経営の改善、改革につなげています。また、「経営の設計図」作成の取り組みを通じて、事業承継や次世代経営幹部育成などの課題に役立てています。
各部門の詳しい認証理由はこちらをご覧ください。
株式会社Solinity
ジープ多摩青梅
ヤマヒロ株式会社
レンタカー事業部(東京レンタカー)
認証理由:株式会社Solinity
株式会社Solinity
ジープ多摩青梅
ありたい姿と底に至る取り組みを明確にし、取り扱う車の特徴の世界観を大切にすることでファンを獲得。
審査コメント①【これまでにない新しいディーラースタイルの構築】
申請書を読み、「トップインタビュー」をさせて頂いて感じたのは、ディーラーを持ちたい、そしてヤマヒロらしい新しいディーラー運営を行いたい、という純粋で強い気持ちでした。これらの想いが、当時の支店長を動かし、メーカ一のCI基準を超え、特別な条件で契約が出来るという奇跡のようなストーリーが生まれたものと思います。また、役職が下がってもこの事業に携わりたいというスタッフを筆頭に、思いのこもったメンバーたちが集っているのは、事業で一番大切な要素である理念を体現している表われであり、「これまでにない新しいディーラスタイル」を創る大切な礎となっています。
審査コメント②【顧客が顧客を呼ぶJEEPの世界観の創出】
独特の世界観があり、その魅力に惹きつけられて今日までファンを作り続けています。JEEPの世界観を大切にすることを一番の使命ととらえ、経営理念を作り、実行に移しています。他のディーラーが「事業」を軸として ビジネスを行っているのに対し、貴組織は「世界観」 を広めることを軸にビジネスを行っているのが大きな違いであり、差別化や独自性になっています。このスタイルを持っているからこそ、 顧客が顧客を呼ぶというビジネスでは理想的な形を作ることが出来ています。
認証理由:東京レンタカー
ヤマヒロ株式会社
レンタカー事業部
ありたい姿を描き、自社らしさの追求により新ブランドを立ち上げ、独自のビジネスモデルを構築。
審査コメント①【FC化を見据えたグランドデザイン】
FC化を目標に掲げることで、今後事業を推進していく上での輪郭をはっきりさせることが出来ます。利用システムや研修などを考える際、自社で使うためだけではなく、他社でも使いやすいものという観点が加わり、客観的で使いやすいものになっていきます。
そして秀逸なのが、EVレンタカーを視野に入れていることです。これは、来ることが予測できる未来に対して、今から手を打つことで、他社に先んじて事業を展開することになるからです。
経営をデザインすることを、具体的に落とし込んでいる優れた事例です。
審査コメント②【一連の工程をトータルサービスとしてとらえた差別化戦略】
通常は、車を貸して返してもらって終わりというビジネスにおいて、予約の段階から有事の際の補償までを一連のサービスとしてとらえることで、他社とは違った顧客体験を提供できるものと思います。
格安レンタカー市場では、価格にフォーカスするあまり、サービスは後回しになりがちです。この「安いから」という意識は、利用者側、提供側の双方にあるため、この部分をアップグレードすることで、利用者は次のリピートにつながり、提供側は自らのサービスの価値を意識して提供するため提供レベルが高まっていきます。好循環が回る仕組みとなっています。